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◎注目の著者による育児日記
はじめて言葉を話した日から
はじめて嘘をついた日までの記録
精神科医で、翻訳家で、一人の親
進んで止まってまた進む、こどもと過ごす日々
「保育参観のとき親は見つからないように変装をする。
眉毛まで隠すこと、声を出さないことがコツだという。
こう真面目に変装について考えることが今後あるかどうか。」
――本書より
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【目次】
2023.1.29 はじまり(と連続性について)
2023.3.8 仕組み
2023.3.13 「他人の促成栽培した植物」
2023.3.15 作者が意図しているのは
2023.3.16 初桜ちゃん
2023.3.19 バシャン
2023.3.24 熱を出す
2023.3.26 名札をシーツに縫いつける
2023.4.14 四月の、病棟の雰囲気
2023.4.17 砂糖貿易のために何も産まなくなった島
2023.4.19 誰かの隣で寝る
2023.4.23 エキゾチック王様
2023.4.26 ブルーノ・マーズ
2023.5.1 産褥期にはマスカット
2023.5.4 不存在と時間
2023.5.8 連休の緊張感について
2023.5.14 チェヴェングール氏
ほか
著:阿部 大樹
出版社:作品社
ページ数:176
判型:四六判
発行年月日:2024年12月25日 初版第一刷
■著者について
阿部 大樹 (アベ ダイジュ)
1990年新潟県生まれ。精神科医。著書に『Forget it Not』(作品社)、『翻訳目録』(雷鳥社)。訳書にジュディス・L・ハーマン『心的外傷と回復 増補新版』(共訳)『真実と修復』(共にみすず書房)、H・S・サリヴァン『精神病理学私記』(共訳、日本評論社)『個性という幻想』(講談社学術文庫)、ルース・ベネディクト『レイシズム』(講談社学術文庫)、ヘレン・S・ペリー『ヒッピーのはじまり』(作品社)、ジェイムズ・スティーヴンズ『月かげ』(河出書房新社)がある