暗闇に手をひらく
人間の作った小さな場所では
言葉はときどき、信じることが
震えてくるほど難しい。
想像もつかなかった光景を見て
何も持たずに逃げてきたあなたを
下ろした両手は抱きしめる。(巻頭詩より)
軽やかに言葉と遊び、現実を深く見つめる人気の詩人・大崎清夏。
『地面』、『指差すことができない』(中原中也賞受賞)、『新しい住みか』、『踊る自由』に次ぐ、待望の第五詩集!自分の手で作ること、描くこと。辞書にない私の言葉を持って生きること。戦争も災害もある今を生きている私たちが口ずさむと力になる、歌のような詩。
(私の生活はこっちだ、)と標になる31篇。
詩的散文+小説集『目をあけてごらん、離陸するから』でも多くの読者の心を掴んだ詩人による最新作。(版元より)
著:大崎清夏
出版社:リトルモア
ページ数:136
判型:四六判変形
発行年月日:2025年1月1日 初版