掌篇集 ペテロと犬たち
2018年から2022年までに書き溜めた1000〜4000字程度の短いお話集。
夏至にタコをもてなす話(タコをもてなす)
映画館に棲んでいる唸り屋の話(唸り屋)
比喩の島で鹿に絵を見せる仕事の話(鹿の美術館)
河原に暮らす野犬のこどもの冒険譚(川の音)
木枯らし1号と呼び間違えられた小林一郎少年の話(木枯らし少年)
地元の海が偽物だった話(擬海)
「イヌ」という獣の形をした不在の話(虹のむこうに)
…など32編。(版元より)
著者:谷脇栗太
発行:未確認電波帯
ページ数:180
判型:文庫判
発行年月日:2022年11月20日 初版
この本は、2023年12月10日 第3刷
■著者について
谷脇 栗太(たにわき・くりた)
朗読趣味人・島売人であり、個人サークル「未確認電波帯」主宰、大阪のリトルプレス専門店「犬と街灯」店主。インディーズを中心に本のデザイン・編集をしている。編著に『みんなの美術館』、『貝楼諸島へ/より』(ともに犬と街灯刊)など。