心の鎧の下ろし方
24年の教師生活を終え、竹富島に移住した著者。
人生の機微を深いまなざしで見つめ続ける、珠玉のエッセイ集。
闇など誰にでもある。
あなたはどこにでも行ける。(版元より)
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一人ひとりのうちには、言葉が眠り、思いが秘められ、魂が息づいている。それらがよりよき形で、その人のうちに立ち現れ、周囲の人との交わりを可能にしていくために、おそらく、生まれてから身につけてきた心の鎧、ともいうべきものを少しずつ下ろしていく必要があるのではないか。――本文より
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教師として、親として、人として受けとめ、受けとめられること。
それはいつでも、一瞬の勝負。
著:三砂ちづる
出版社:ミシマ社
ページ数:224
判型:四六判変形
発行年月日:2025年6月17日