【サイン本】ソーリーソーリー 脇川飛鳥短歌集
連続刊行!
『ラストイヤー』脇川飛鳥、初期から最新までの短歌集(版元より)
●歌集より
痩せようとふるいたたせるわけでもなく微妙だから言うなポッチャリって
あの女もてるなぁとは思ってもあーなりてーとは思ったことない
きのうの夜の君があまりにかっこよすぎて私は嫁に行きたくてたまらん
初出「気がする私」より
ちょっとだけうそつかないとそのままじゃ私がやさしくないのがばれる
最後にはどうせひとりになるんなら今ぐらいひとり以外でいたい
初出「テノヒラタンカ」より
もう立てないと思ってたっていう人の立てなさを絶対抱きしめる
著:脇川飛鳥
装画:水沢そら(『ちゃっくん』より)
出版社:短歌研究社
ページ数:80
判型:新書判
発行年月日:2025年8月21日 第一刷
【著者プロフィール】
脇川飛鳥(わきがわ・あすか)
1979年、長崎生まれ。『かんたん短歌の作り方』枡野浩一(筑摩書房・2000年)に50首の作品集「気がする私」掲載。『テノヒラタンカ』(太田出版・2002年)に参加。2025 年、『ラストイヤー』刊行。