【サイン本】あなたがいるから(増補改訂版)
●色は【golden green】のみです。
●厚みの都合上、レターパックプラスでお送りいたします。
2024年11月30日に初版を刊行した『あなたがいるから』は、その後の第2版、第3版ともに版元の在庫がなくなりました。今回の増補改訂版は、101篇の最後を飾った『四月になれば彼女は』以降に執筆した10篇を加え、全111篇としています。
【追加10篇の作品タイトル(監督名)】
思い立っても凶日(野本梢)
新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!(小林啓一)
オアシス(岩屋拓郎)
はたらく細胞(武内英樹)
ナマズのいた夏(中川究矢)
彼方の家族(川崎たろう、坂内映介)
親友かよ(アッター・ヘムワティー)
8番出口(川村元気)
Dear Stranger/ディア・ストレンジャー(真利子哲也)
ライフ・イズ・ビューティフル・オッケー(石田忍道)
以下は、増補改訂版販売前の商品説明です。
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これは、1999年から2024年までに相田が劇場用パンフレットに寄稿した作品評101篇を収録したものです。全4章構成で、368頁。映画と歩んできた四半世紀をこの一冊に託します。
劇場用パンフレットは、相田が最も大切にしている媒体です。基本的に、映画をご覧になった方しか入手できず、また公開が終わるとほぼ入手できなくなる公式の冊子。映画館で販売され、映画のスーべニール(お土産)と呼んでいいこの存在に、こどもの頃から憧れてきました。パンフにレビウを執筆できることは、相田の誇りであり、毎回、その時点で持てる力をすべて投入してきたつもりです。
いま読むと至らない文章もありますが、それらを排除することはせず、ただ公開順に並べました。筆致には、変わった点と変わらない点いずれもがあります。そこも愉しんでいただければ幸いです。ぜひ、あなたの許に置いてほしい。(著者notoより抜粋)
著:相田冬二
編集:森田真規
デザイン:戸塚泰雄(nu)
装画:箕輪麻紀子
発行:Bleu et Rose
ページ数:399
判型:B6変形
発行年月日:2025年8月29日
*直筆のエディションナンバーとサイン入り
■著者について
相田冬二(あいだ・とうじ)
ライター、ノベライザー、映画批評家。劇場用パンフレット、雑誌、ウェブ媒体などに映画評や俳優論、俳優・監督のインタビュー記事を執筆。著書に『舞台上の青春 高校演劇の世界』(辰巳出版、2020年)、構成を担当した書籍に行定勲『映画女優のつくり方』(幻冬舎、2023年)など。菊地成孔『クチから出まかせ 菊地成孔のディープリラックス映画批評』(集英社、2024年)では、聞き手・解説を務めた。『キサラギ』(角川書店、2007年)、『息もできない』(ACクリエイト、2010年)、『さよならくちびる』(徳間書店、2019年)、『まなみ100%』(ユメキラメク、2024年)など、映画やドラマのノベライズを20作以上手掛けている。