くさのねいき

春から通うようになった小さな畑は
日当たりがよく、海から風がやってきます。
土の上に種がこぼれて、ひとりでに草や花があふれてきます。
いま目にしている緑のざわめき。光の気配。
季節がめぐる畑の途中を、絵や言葉で記録しています。
(本文より)

吉祥寺の百年さん/一日さんで開かれた個展「くさのねいき」(2026.04.29 - 05.10)の作品集ができあがりました。展示作品を中心に、もよりの畑へ通いながらみえてくる草のことや花のこと。描き下ろした絵とスケッチ、日記のような文章を収録しています。(著者より)

──畑に生えている草はどれもそれほど派手な見た目はしていない。けれどもそれぞれの葉のかたちや、茎のたくましさ、花びらの明るさには素朴な力強さがある。土地の栄養を受け取って、あふれ出すように地上に現れ、風に揺れている。誰かが植えたわけでもないのに、勝手に集まり伸びていく草。その土地に選ばれた草。だからなのか、そこに生えていることに違和感がない。色やたたずまいに不思議な納得感がある。

著:のもとしゅうへい
ページ数:44(フルカラー)
判型:A5変形判(190×148mm)
発行年月日:2026年4月29日

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