帰り道ひとりで泣いた人にだけ月の光はあたたかく差す / 水町春
さよならはひとつの句点 新しい章を始めるために手を振る
年齢も、性別も問わない。
人と人のあわいに確かにある、割り切れない感情と、静かな熱。
切実な共感を呼ぶ歌人・水町春、注目の第二歌集。
〇収録歌 編集部選
・無言でもいいと思える人といて夏はだんだん緩やかになる
・新明解国語辞典に載っている語釈みたいな恋をしている
・雲になり遠い四月の雨としていつか私へ辿り着く海
・抱きしめて眠るあいだは一輪の花の挿さった花瓶になれる
・君に会う以前と以後に分けられる ほぼ革命のようなまなざし
・推しの死を乗り越える夜 後世に語り継ぐため私、生きるよ
・似合う服じゃなくて好きな服を着て生きると決めた日々は祝祭
・振り返り過去のわたしを抱きしめる強さがいまの私にはある
・ひとりでもいただきますと言う人の日々が光で満ちますように
著:水町春
出版社:KADOKAWA
ページ数:160
判型:四六変形判
発行年月日:2026年10月2日 初版
¥1,980 ($12.53)






