【古本】伊丹十三 新潮文庫3冊セット
新潮文庫(新潮社)から出版されている、伊丹十三の『ヨーロッパ退屈日記』『日本世間噺体系』『女たちよ!』の3冊セットです。
●『ヨーロッパ退屈日記』
この人が「随筆」を「エッセイ」に変えた。本書を読まずしてエッセイを語るなかれ。元祖シティボーイによる超定番スタイルブック。
1961年、俳優としてヨーロッパに長期滞在した著者は、語学力と幅広い教養を武器に、当地での見聞を洒脱な文体で綴り始めた。上質のユーモアと、見識という名の背骨を通した文章は、戦後日本に初めて登場した本格的な「エッセイ」だった。山口瞳は本書をこのように推した。「私は、この本が中学生・高校生に読まれることを希望する。汚れてしまった大人たちではもう遅いのである」。
発行年月日:平成30年5月30日 19刷
定価:550円+税
●『日本世間噺体系』
夫必読の生理座談会、読んだらキッチンに立ちたくなるプレーン・オムレツの作り方、ちょっと恐ろしくて背筋も伸びる整体師の話、天皇が隣のオジサンに見えてくる八瀬童子の座談会……etc。
思わず膝を乗り出す世間噺を集大成。エッセイスト伊丹十三がどこかで見聞きした、あまりにもリアルで身につまされる味わい深いエッセイも多数収録。こんなに面白い話、聞いたことありますか?
発行年月日:平成30年5月30日 19刷
定価:630円+税
●『女たちよ!』
日常の振る舞いにこそ、その人となりは現れる。スパゲッティの召し上がり方、アルコールの嗜み方、サラダの本格的な作り方、クルマの正しい運転法、セーターの着こなし方、強風下でのマッチの点け方、そして「力強く、素早く」の恋愛術まで。体験的エピソードで描かれる実用的な人生論風エッセイ。真っ当な大人になるにはどうしたらいいのか? そんな疑問を持つ「男たち」へ――。
発行年月日:平成28年11月15日 14刷
定価:550円+税
状態:全て良い
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【おまけ】
本のすみかでご購入いただいた本にはブックカバーをお付けすることができます。
詳しくはSHOPPING GUIDEをご確認ください。
https://honnosumika.base.shop/blog/2023/08/07/231352