片山廣子随筆集 ともしい日の記念
つれづれから掬い上げた慎ましい日常の中にこそ揺らぎない生の本質が潜んでいる、とその人は知っていた。美しくゆかしい随筆と短歌を集めた一冊。
著:片山 廣子
編集:早川 茉莉
出版社:筑摩書房(ちくま文庫)
ページ数:336
判型:文庫判
発行年月日:令和6年2月22日 第1刷
■著者について
片山 廣子(かたやま・ひろこ)
1878〜1957年。東京生まれ。歌人、随筆家、翻訳家。東洋英和女学校卒業、佐佐木信綱に師事し歌人として活躍、歌集『翡翆』『野に住みて』を出版。松村みね子の筆名で、シング、イエーツなどのアイルランド文学の翻訳を手がけ、坪内逍遥、森鴎外らに高く評価された。1953年刊の随筆集『燈火節』(暮しの手帖社刊)は第3回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。芥川龍之介の思い人としても知られ、『或阿呆の一生』に登場する。
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