ぼくの美術ノート
原田治が集めた「美しいものたち」
80年代、女子中高生たちが夢中になったOSAMU GOODSの生みの親であるイラストレーター・原田治。物心つくと同時に絵筆を握り、自ずと美術鑑賞が趣味となる。ルネサンスのティツィアーノに20世紀フランスのデュフィ、小村雪岱や木村荘八ら日本の挿絵画家……。古今東西のお気に入りの美術家たちについて、そして自らの日本美術史観について綴った『ぼくの美術帖』が刊行されたのは、1982年、原田が36歳のときのこと。それから30数年、著者の美術鑑賞は綿々と続いた。パリの通りで偶然見つけたスペイン・タイルの青に震え、宗達が描いた銀色の露に思いを馳せ、画家の古いアトリエで新聞小説の挿絵原画を発見する。新たな美の発見を求めて街を歩いた日々の覚書――それがこの『ぼくの美術ノート』である。
青空の下、行雲を眺めるように、ひとり「美術」を楽しみながら歳をかさねてきました。(本文より)
著:原田 治
デザイン:服部一成、山下ともこ
出版社:亜紀書房
ページ数:184
判型:四六判変型
製本:並製(函入り)
発行年月日:2017年2月25日 第1版 第1刷
この本は、2023年2月23日 第2刷