町づくろいの思想
〈まず家の基礎だけが白く残る海べりから、ほんとうに必要なものを選んで、すこしずつ作っていこう。
春になったらまず木のデッキがほしい。そこに麻のテントを張り、小さな椅子に座り、風の吹くところでみんなで集まり、話をしたり、髪の毛を切ったり、肩をもんだりしたら。お酒を飲んだり、踊ったり、歌ったりしたら。
そこでどこに町を再建するのか、を考えよう。本当に必要な公務のしごと、必要な施設だけを作ろう。農協や行政に頼らない、自分のあたまとうでを使った、暖かく風通しのいいコミュニティを今こそつくるチャンスではないか?〉
(「もういちど、ここで」20120201)
都市型洪水をどう防ぐか、食の自衛策、八ッ場ダムについて、税金の使い方、自分自身で景観を守ること、派遣社員問題、メディアの功罪、普天間基地と宜野湾市長選、東京スカイツリーへの異議、「福島人」として生きられるか…
日経・朝日・読売三社のニュースサイト「あらたにす」の連載を軸に、2008年から現在まで、日本社会に具体的な提言と活動をつづける著者が問う硬質エッセイ。
著:森まゆみ
出版社:みすず書房
ページ数:256
判型:四六判
発行年月日:2012年6月9日
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【おまけ】
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