無意味のススメ
――「意味」に疲れたら、「無意味」で休もう。
スマートフォンの普及、ビッグデータの活用、AIの著しい進化……情報技術のすさまじい進歩発展によって、私たちの日常は一挙手一投足に至るまで「意味」に紐付けられるようになった。そうした変化は日常を便利で豊かなものとした一方で、かつて人間が持っていたはずの「無意味」に接する時間を奪ってはいないだろうか? 膨大な量の情報が持つ「意味」の渦中にあって、かえって人は心を疲弊させているのではないだろうか?――本書では「意味」から解放された「無意味」の効用を解説し、またどうすれば日常に「無意味」を花開かせることができるかを、イラストとともに紹介する。
著:川崎昌平
出版社:春秋社
ページ数:192
判型:B6変形判
発行年月日:2019年7月25日 初版第1刷
■著者について
川崎 昌平(カワサキ ショウヘイ)
1981 年生まれ。埼玉県出身。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。作家・編集者、昭和女子大学および東京工業大学非常勤講師。社会と芸術の接合をテーマとして作品を発表し続けている。主な著作に『ネットカフェ難民』(幻冬舎)、『若者はなぜ正社員になれないのか』(筑摩書房)、『自殺しないための99 の方法』(一迅社)、『編プロ☆ガール』(ぶんか社)、『書くための勇気』(晶文社)、『労働者のための漫画の描き方教室』、『無意味のススメ』(ともに春秋社)、『同人誌をつくったら人生変わった件について。』(幻冬舎)、『重版未来 表現の自由はなぜ失われたのか』(白泉社)、『大学1 年生の君が、はじめてレポートを書くまで。』(ミネルヴァ書房)などがある。現在、『もう雑誌なんて誰も読まねえよ』(「主任がゆく!スペシャル」ぶんか社)を連載中。
-------------------------
【おまけ】
本のすみかでご購入いただいた本にはブックカバーをお付けすることができます。
詳しくはSHOPPING GUIDEをご確認ください。
https://honnosumika.base.shop/blog/2023/08/07/231352