【訳者・柴田元幸さんサイン本】ウォートン怪談集(小さな海外文学)
葉々社では、海外文学の裾野を広げるために新たに「小さな海外文学」というシリーズをはじめます。
本シリーズは、おもに海外文学に触れてこなかった読書家の方たちを対象に、短篇を2〜3篇収録し、気軽に手にとってもらえるように工夫しています。
シリーズ第1弾&第2弾は、柴田元幸さんの翻訳による2作品です。
本書、『ウォートン怪談集』は、「小間使の呼び鈴」「夜の勝利」「ミス・メアリ・パスク」、3つの短篇を収録しています。(版元より)
■著者について
イーディス・ウォートン(1862 -1937)
20世紀前半に活躍したアメリカの作家。ニューヨークの名家に生まれ、アメリカ東海岸の上流階級のふるまいを内側から知る強みを活かし、社会的権力を維持していく人々の冷酷さ、権力に時に抗い時に押し潰される人々の栄光と悲惨をリアルに描き出した。怪奇小説の名手としても知られる。第一次世界大戦中はパリで難民や失業者のために尽力。代表作に『歓楽の家』(1905)、The Custom of the Country(1913、未訳)、『無垢の時代』(1920、女性として初めてピュリツァー賞を受賞)など。
著:イーディス・ウォートン
訳:柴田 元幸
発行:葉々社
ページ数:132
判型:B6判
発行年月日:2024年10月27日 第1刷