詩歌文集 欅になれる気がしている
永き日や僕は地球で死ぬだろう
打水をやめてくださるまた歩く
徳島在住、俳人でありながら小説「湿り」で阿波しらさぎ文学賞徳島新聞賞を受賞するなど、幅広いジャンルの文芸で活躍する うっかり。生活に立脚しながら、どこかポッカリと宙に浮いたような作風が大きな魅力です。初作品集である本書は、俳句310句あまりのほか、散文、短歌、詩を収録した全集的な内容となっています。(版元より)
[収録作品]
俳句 312句
エッセイ「なにか三十七歳」
小説「湿り」(第五回阿波しらさぎ文学賞徳島新聞賞受賞作)
小説「人魚、歩く」
短歌連作「蜂蜜」
詩 7篇
著:うっかり
栞文:西崎憲
装画・挿画:片桐水面
発行:百匹ブックス
ページ数:242
判型:新書判
発行年月日:2024年7月28日 初版
■著者について
うっかり
1982年徳島県小松島市生まれ。徳島市在住。2015年夏至より句作開始。第2回全国俳誌協会新人賞準賞。第10回、13回、14回北斗賞佳作。第1回ブンゲイファイトクラブ本選出場。第17回とくしま文学賞俳句部門優秀賞。第五回阿波しらさぎ文学賞徳島新聞賞。第21回とくしま文学賞現代詩部門最優秀賞。ひまわり会員。奎同人。俳人協会会員。現代俳句協会会員。徳島文学協会会員。七曜短歌会同人。すだち句会代表。一枚の本店主。2020年、原英より改名。