みんなのごはん(모두의 식탁 )
*初版限定の2026年カレンダー付。日本と韓国の両方で使えるような仕様になっており、祝日の記載はございません。(サイズ:130×250mm / 両面印刷 / 全7枚)
この本は、著者・内藤かほりさんが自宅で実際に楽しみながら作り、食べている30の家庭料理レシピをまとめたもの。内藤さんは、京都で生まれ育ち、現在は韓国の保育園で給食調理師として働いている30代の女性です。
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『みんなのごはん』は、焼く・揚げる・炒める・煮るといった基本的な調理法で完成できる30の家庭料理を紹介します。特別な技術や道具がなくても、温かく健やかな食卓を整えられるように、料理を初めて学ぶ人はもちろん、忙しい日常の中で手軽に本格的な家庭料理を楽しみたい読者にとって、頼もしい案内書となるでしょう。
本書のもう一つの魅力は、レシピの随所に隠れている食材の扱い方や、料理を通して垣間見える暮らしの姿勢や文化です。ただ調理手順を追うだけではなく、日本のごく普通の家庭の風景をのぞき見ることができます。さらに、韓国語と日本語を併記したレシピ構成は、実際の料理表現を自然に学べる特別な体験を提供し、言葉と料理を一緒に味わう喜びをもたらします。
『みんなのごはん』は、子どもから大人まで楽しめる料理本であり、家庭でつくる温かなごはんの価値と文化を伝える実用書でもあります。台所で紡がれる日々の物語をたどるうちに、日本の家庭料理がぐっと身近に感じられ、日々の食卓が少し優しく、そして豊かな場所へと変わっていく瞬間に出会えることでしょう。(版元より)
著:内藤かほり
挿画(イラスト):ホリナルミ
翻訳:神田彩羅
発行者:チャン・アラ
出版社:Wordmap Books
製本仕様:糸かがり綴じ(コデックス装)/カバーあり
ページ数:224
判型:130×250mm
発行年月日:2025年10月6日
■著者について
内藤かほり
1992年、京都に生まれ育つ。
料理好きな祖父母のもとで幼い頃から自然と料理に親しみ、やがて料理人の道へと進む。
現在は料理人として8年目を迎え、子どもたちのために健康で美味しい給食を日々作り続けている。インスタグラムでは、日常の風景や多彩な料理を通して、自身の暮らしのスタイルや大切にしているものを発信している。
(Instagram @__bang6)