【サイン本】雪ちゃん
◎サイン入りでお送りいたします。
…記憶というのは不思議なものだ。そこにはかならず入口と出口が用意されている。そのありかはよく目を凝らしても、まずみえない。
一匹のもぐらがあけた穴から、老人はかつての暮らしを拾いあげる。私は日なたの町に降り立って空港を探す。路面電車は夜を夜の外側へ運ぶ。記憶という、人の中でくぼんだもの。浮かびあがるもの。遠ざかるもの。まばゆい穴を通り抜けて、時間や場所は、私たちの内側のどこへ向かうのか。だれがそれを導くのか──。はなれたものをたぐりよせる短篇小説。(著者より)
著・発行:のもとしゅうへい
ページ数:168
判型:B6変型判
仕様:小口折り製本
発行年月日:2026年1月24日 初版第一刷






