生理用品の社会史(角川ソフィア文庫)

人類が、生理用品改良に重ねてきた奮闘の軌跡―。
日本女性の生活を大きく変えた画期的な商品「アンネナプキン」。その誕生は、ほんの50年ほど前のことである。女性の社会進出を支えた商品開発の裏には、一人の女性経営者の一筋縄ではいかないドラマがあった――。植物、絹、脱脂綿、ビクトリヤなど、不便で不快だった古い経血処理の方法から、欧米ほどタンポンの使用が普及しなかった理由まで。一大ビジネスへと発展した、女性史にとどまらない日本社会の変遷を明らかにする。

【目次】
はじめに
第一章 ナプキンがなかった時代の経血処理―植物から脱脂綿まで
第二章 生理用品の進化を阻んだ月経不浄視―「血の穢れ」の歴史
第三章 生理用品が変えた月経観―アンネナプキンの登場
第四章 今日の生理用品―ナプキンをめぐる“イデオロギー”
おわりに
文庫版あとがき
引用・参考文献
生理用品関連年表
アンネ社広告資料

著:田中ひかる
出版社:KADOKAWA(角川ソフィア文庫)
ページ数:304
判型:文庫判
発行年月日:平成31年2月25日 初版
この本は、令和7年7月30日 13版

■著者について
田中ひかる
1970年東京生まれ。著書に 『明治を生きた男装の女医 高橋瑞物語』(中央公論新社)、 『生理用品の社会史』(角川ソフィア文庫)、 『「毒婦」和歌山カレー事件20年目の真実』(ビジネス社)、 『「オバサン」はなぜ嫌われるか』(集英社新書)、『月経と犯罪 〝生理〟はどう語られてきたか』(平凡社)など。

【店主より】
第三章では日本女性の生活を大きく変えた画期的な商品「アンネナプキン」の開発について、朝ドラさながらの壮大なドラマを楽しむことができます。
生理ナプキンの誕生は、ほんの50年ほど前のこと。血が漏れる心配がない生理ナプキンの普及により、女性の社会進出が高まりました。近年では世の中での生理に対する考え方も少しずつ変わってきているものの、まだまだ生理=隠した方が良いものという考えをもつ人が多いと思います。もっと気軽に生理について話すことのできる世の中になりますように。

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