「それから」の大阪

大阪は「密」だからこそ魅力的だった。
そんな大阪の町はこれから変わってしまうのか、それとも、変わらないのか──。
2014年に大阪に移住した著者が「コロナ後」の大阪を歩き、人に会う。
万博開催予定地、40年の営業に幕を下ろす立ち飲み店、閑散とした道頓堀界隈、自粛要請に振り回される屋台店主、ベトナムに帰れず大阪で1年以上を過ごすアーティスト、町を練り歩くちんどん行列、新世代の大衆酒場、365日朝6時から営業する銭湯、ド派手な巨大看板をつくる工芸店……。
非常時を逞しく、しなやかに生きる大阪の町と人の貴重な記録。

【古賀及子が愛読しすぎているエッセイ・日記本たち/古賀さんコメント】
 観光ガイドにあまり載らない大阪の魅力を掘り下げようと、街をあるきはじめたナオさんが目の当たりにしたのは、コロナ禍まっただなかの街と人のすがた。コロナを乗り越えてゆく大阪が、行きがかり上、謙虚に丁寧に見つめられている。
 コロナで失われた暮らしや仕事のありさまだけじゃなく、強固にありつづける「い
つもどおり」も執念ぶかく観察しているのがいい。いっぽうで、コロナがあってもな
くても抗い切れなかっただろう時の流れによる変化もきっぱりとしてとらえた。
 先々も、「それから」の大阪の本として読みたい。

著:スズキナオ
出版社:集英社(集英社新書)
ページ数:240
判型:新書判

■著者について
スズキナオ
1979年東京生まれ、大阪在住のフリーライター。ウェブサイト『デイリーポータルZ』などを中心に散歩コラムを執筆中。著書に『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』『遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ』(スタンド・ブックス)、『関西酒場のろのろ日記』(ele-king books)、『酒ともやしと横になる私』(シカク出版)など。酒場ライター・パリッコとの共著に『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』(ele-king books)などがある。

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