世界を配給する人びと 遠いところの声を聴く
一番遠くにあるものを引き寄せてつなぐ力。
彼らはなぜ”遠いところ”と強く結びついたのか。
語られてこなかった声をどのように届けているのか。
シリア、マーシャル、マダガスカル、ウガンダ、グリーンランドとつながる5人のライフストーリー。
映画配給に携わってきた編著者が見た、世界の重なり合い。
映画の仕事にまつわるコラムも多数収録。
「いくつかの強国の関係史だけを知ることが、世界史を学ぶということではないはずです。
弱国史という仮想のジャンルは、〈聞く〉ことでスタートするでしょう。
「ほんとうは日本との関係が深い国」と認識を新たにすること、そこにも素敵な隣人たちがいると知ることが、ひとつのゴールになるでしょう。」
(もうひとつの「はじめに」ーー岡田林太郎「〈弱国史〉概論」より抜粋)
<内容>
はじめに
1〈優しきひとさらい〉と出会うシリア 斉藤亮平
2〈憶えている〉環礁、マーシャル 大川史織
3 時の止まった島、マダガスカル 武末克久
4 気取らない国、ウガンダ 大平和希子
5「動物の楽園」に暮らす、北極民族 遠藤励
コラム「映画配給と私」 アーヤ藍
もうひとつの「はじめに」ーー〈弱国史〉概論 岡田林太郎
おわりに
編著:アーヤ藍
版元:春眠舎
ページ数:228
判型:四六判
発行年月日:2024年7月3日 初版
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【おまけ】
本のすみかでご購入いただいた本にはブックカバーをお付けすることができます。
詳しくはSHOPPING GUIDEをご確認ください。
https://honnosumika.base.shop/blog/2023/08/07/231352