子どもの文化人類学
極北のインディアンたちは子育てを「あそび」とし、性別や血縁に関係なく楽しんだ。親子、子どもの姿をいきいきと豊かに描いた名著。解説 奥野克巳
極北の雪原に生きる狩猟民ヘヤー・インディアンたちは子育てを「あそび」として性別、血縁に関係なく楽しむ。ジャカルタの裏町に住むイスラム教徒は、子どもの喧嘩を「本人同士のビジネス」と言って止めない。本書は、環境や習慣が異なる社会における親子、子どものありかたをいきいきと描き出した文化人類学的エッセイである。どのような社会に生まれても子どもは幅広い可能性を内包しながら成長していくことが、みずからのフィールドワーク経験をもとにつづられる。鮮彩なエピソードの数々が胸を打つ名著。
<目次>
切ることと創ること
親の仕事を知らない子どもたち
からだとつきあう
一人で生きること
けんかをどうとめるか
親子のつながり
あそび仲間のこと
「あそび」としての子育て
「親にならない」という決断
自然の中で作るおもちゃ〔ほか〕
著:原 ひろ子
出版社:筑摩書房(ちくま学芸文庫)
ページ数:272
判型:文庫判
発行年月日:2023年1月10日 第一刷
■著者について
原 ひろ子(はら・ひろこ)
1934-2019年。東京大学教養学部卒業。ブリンマー大学大学院修了。文化人類学、ジェンダー研究が専門。拓殖大学助教授、法政大学助教授、お茶の水女子大学教授などを歴任した。主な著書に『ヘアー・インディアンとその世界』、『極北のインディアン』、『人間はわかりあえるか』、『しつけ』(共著)などがある。
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