放課後によむ詩集
仲間から離れ、一人になった時間に、ゆっくりと向きあえる、31の詩を選びました。それぞれの詩の後に付された小池昌代さんの言葉は、読者に寄りそい、詩の世界に風を通します。すべての人の「放課後」に贈るアンソロジー。(版元より)
■古今東西から31 の詩を精選して掲載
「孤独をみがく」をコンセプトに、古今東西から詩を集めました。
中原中也「サーカス」、新川和江「わたしを束ねないで」から、
三角みづ紀、岡本啓、青柳菜摘、高安海翔といった、
気鋭の詩人による現代詩、海外詩まで、幅広く掲載しています。
■読みを広げ、助ける、詩人によるコメント
すべての詩に、小池昌代さんによるコメントが入ります。
『通勤電車でよむ詩集』(NHK 出版)、『おめでとう』(新潮社)など、
優れたアンソロジーの編者としても知られる詩人の言葉は、
読者の読みを固定化せず、自由に読むことの喜びを伝えます。
初めて詩を読む人や、詩に挫折してしまった人にとって、
最適の「詩の入門書」にもなりえます。
■巻末「詩人紹介&ブックガイド」が充実
この詩集を読み、一篇の詩や、一人の詩人が気になった読者に
「次に読んでほしいおすすめの本」を、巻末で紹介しています。
また「詩人が十代のころ、何をしていたか」にも注目。
なぜ彼らは詩を書いたか、その一端を感じられます。
編:小池昌代
出版社:理論社
ページ数:144
判型:四六変型判
発行年月日:2024年11月 第一刷