昔の会社員はどうやって仕事していたのか?
5歳の長男と日曜日にアニメ『サザエさん』を観ていた。孫のタラちゃんからの電話を波平が会社で受けるシーン。波平は電話をしながら鉛筆を持ち、ノートに何かを書いている。机には電話とノート以外ほとんどモノがない。「昔の会社員はどうやって仕事をしていたのか?」と疑問が湧いた。パソコンもインターネットもなしに……。
『サザエさん』原作の時代設定は1945~1960年代ぐらいで、アニメ版も1980年代でほとんど風俗の変化が止まったような描写になっている(アニメ公式としては、常に「現代」を描いているようで、たまに携帯電話やスカイツリーが登場したりはする)。
僕がこんな疑問を抱いたのは「パソコンやネットを使ってやることだけが仕事なのだろうか?」と最近思うところがあったから。デジタル疲れもしている。Slackやチャットワークの連絡はひっきりなしにくるし、タスク管理ツールでボールがぽんぽん投げられる。
自宅でも仕事ができてしまうから、ついつい終業後にもチャットをのぞいてしまうこともある。
そんなデジタルやリモートやSaaS、自動化された仕事にもデジタル化される前の「大元」があるはずだ。
繊維メーカーに務めていた、僕のおじさんに聞いたお話。(版元より)
著:平田提
発行:DIY BOOKS
ページ数:32
版型:A5判
発行年月日:2025年9月12日 初版
この本は、2025年9月18日 第二版

 
 






 
  
  
		     
		    